自由研究の研究計画表は、「何を、なぜ、どのように調べ、いつまでに終えるか」を整理するための表です。テーマ、予想、調べ方、必要なもの、日程、結果のまとめ方を書けば、研究の途中で迷いにくくなります。
自由研究の研究計画表に書く項目
まず、次の項目を用意します。すべてを長く書く必要はなく、あとで見返したときに内容が分かる程度で十分です。
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 研究テーマ | 何を調べるのか |
| 研究する理由 | なぜそのテーマを選んだのか、何を知りたいのか |
| 予想 | 調べる前に、どうなると思うか |
| 調べ方 | 実験、観察、比較、聞き取り、文献調査などの方法 |
| 必要なもの | 道具、材料、記録用紙、図書館の本など |
| 調べる条件 | 回数、時間、場所、比べるものなど |
| 日程 | 準備、調査、記録、まとめを行う日 |
| まとめ方 | 表、グラフ、写真、文章、模造紙、レポートなど |
研究計画表の作り方
1. 研究テーマを具体的に決める
最初に、調べたいことを一文で書きます。「植物について調べる」のように広いテーマではなく、「日なたと日かげで植物の成長に違いはあるか」のように、比べるものや調べる内容を具体的にすると計画を立てやすくなります。
テーマを決めるときは、次の点を確認します。
- 自分が知りたいと思っているか
- 決められた期間で調べられるか
- 必要な材料や場所を用意できるか
- 安全に実験や観察ができるか
2. 研究する理由と予想を書く
「なぜ調べたいのか」と「調べる前の予想」を書きます。予想は正解でなくても問題ありません。結果と予想が違った場合も、なぜ違ったのかを考える大切な材料になります。
たとえば、テーマが「日なたと日かげで植物の成長に違いはあるか」なら、次のように書けます。
- 研究する理由:同じ植物でも、置く場所によって成長が変わるのか知りたいから
- 予想:日なたに置いた植物のほうが、よく成長すると思う
3. 調べ方を順番に書く
研究計画表には、実際に行う作業を順番に書きます。「実験する」だけで終わらせず、何をどのように比べるのかまで決めておくことが大切です。
- 同じ種類、同じ大きさの植物を2つ用意する。
- 片方を日なた、もう片方を日かげに置く。
- 毎日同じ時刻に高さを測る。
- 水やりの量や回数をそろえる。
- 測った結果を表に記録する。
- 最後に数値を比べ、グラフと文章でまとめる。
比べる研究では、変える条件を一つにすると結果を考えやすくなります。植物の例では「置く場所」を変え、水の量や測る時刻などはできるだけそろえます。
4. 必要なものと安全上の注意を書く
準備不足で研究が止まらないように、道具や材料を具体的に書き出します。家にあるもの、購入するもの、借りるものを分けておくと準備しやすくなります。
薬品、火、刃物、熱湯、屋外での観察などを使う場合は、保護者や先生に相談し、安全な方法で行います。危険な実験は、研究計画表に書いたまま一人で実行しないでください。
5. 研究の日程を決める
研究に使える日数から逆算して、準備、調査、記録、まとめの予定を決めます。観察や実験に時間がかかるテーマでは、まとめる時間を最後に残しておくことがポイントです。
| 予定日 | 行うこと | 終わったか |
|---|---|---|
| 月日 | テーマを決め、調べ方を考える | □ |
| 月日 | 道具や材料を準備する | □ |
| 月日〜月日 | 実験・観察・調査を行い、毎回記録する | □ |
| 月日 | 結果を表やグラフにする | □ |
| 月日 | 分かったことや感想を書いて完成させる | □ |
そのまま使える研究計画表の例
次の形に書き込めば、自由研究の計画表として使えます。
| 研究テーマ | |
|---|---|
| 研究する理由 | |
| 予想 | |
| 調べ方 | 1. 2. 3. |
| 必要なもの | |
| 調べる条件 | 何を変えるか: そろえる条件: 調べる回数・期間: |
| 記録する内容 | |
| まとめ方 | 表・グラフ・写真・文章など |
| 安全上の注意 |
計画表を作った後に確認すること
計画表ができたら、次の点を確認します。
- 研究テーマと調べ方が合っているか
- 予想を確かめられる調査になっているか
- 必要な道具や材料を用意できるか
- 決められた期間内に終わるか
- 記録する数値や写真を決めているか
- 危険な作業を一人で行う計画になっていないか
特に、結果を記録する方法を先に決めておくことが重要です。たとえば「毎日、同じ時刻に高さを測る」「実験前と実験後に写真を撮る」のように、いつ何を記録するかまで書いておくと、研究結果をまとめやすくなります。
自由研究の研究計画表は、テーマ・予想・調べ方・必要なもの・日程・記録方法を書けば作れます。最初から完璧に決める必要はありませんが、実際にできるか、安全に行えるかを確認し、必要なら計画を修正しながら進めましょう。







