自由研究のインタビューでは、「事実」「理由」「工夫」「失敗」「これから」を聞く質問が使いやすいです。研究テーマに合わせて5〜10問ほど選び、相手が具体的に答えられるように「なぜ」「どのように」「たとえば」を加えましょう。
自由研究のインタビューで使える質問例
仕事や活動の内容を聞く質問
- 普段はどのような仕事や活動をしていますか?
- その仕事や活動では、1日にどのようなことをしていますか?
- 仕事や活動の中で、特に大切にしていることは何ですか?
- どのくらいの期間、この仕事や活動を続けていますか?
- この仕事や活動には、どのような道具や材料を使いますか?
始めたきっかけを聞く質問
- この仕事や活動を始めたきっかけは何ですか?
- 子どものころから興味がありましたか?
- 始める前は、どのようなイメージを持っていましたか?
- 始めるときに、誰かから影響を受けましたか?
- 始めるために、どのような準備をしましたか?
工夫や努力について聞く質問
- うまくいくように、どのような工夫をしていますか?
- 上達するために、どのような練習や勉強をしましたか?
- 初心者と経験者では、どのような違いがありますか?
- 作業や活動の順番を教えてください。
- 特に難しい部分はどこですか?
- 難しい部分を解決するために、何をしていますか?
失敗や苦労について聞く質問
- これまでに、どのような失敗や苦労がありましたか?
- そのとき、どのように解決しましたか?
- 失敗から学んだことは何ですか?
- 今でも難しいと感じることはありますか?
- これから同じことをする人に、どのような注意点を伝えたいですか?
魅力や大切さを聞く質問
- この仕事や活動の魅力は何ですか?
- どのようなときに、やりがいを感じますか?
- この仕事や活動は、周りの人にどのように役立っていますか?
- この仕事や活動を続けていて、よかったと思うことは何ですか?
- 知らない人に紹介するとしたら、どんなところを伝えたいですか?
未来について聞く質問
- これから挑戦したいことはありますか?
- この仕事や活動は、これからどのように変わると思いますか?
- 将来、この仕事や活動をする人に必要なことは何ですか?
- この分野に興味を持った人へ、アドバイスをお願いします。
テーマ別に使えるインタビュー質問例
質問は、調べたいテーマに合わせて選びます。すべての質問を使うのではなく、研究の答えにつながる質問を中心にしましょう。
| 自由研究のテーマ | 質問例 |
|---|---|
| 地域の昔の様子 | 昔と今で、町の様子はどのように変わりましたか? |
| 昔の遊び | 子どものころ、どのような遊びをしていましたか?今の遊びとの違いは何ですか? |
| 農業や漁業 | 季節によって作業はどのように変わりますか?作業で大切なことは何ですか? |
| 伝統工芸 | 材料を選ぶとき、どのような点を見ていますか?完成までにどのくらいの工程がありますか? |
| スポーツ | 上達するために、どのような練習をしていますか?試合前に意識していることは何ですか? |
| 学校や地域の施設 | どのような人が利用していますか?利用する人のために、どのような工夫をしていますか? |
| 環境やごみ問題 | 地域ではどのような取り組みをしていますか?続けるうえでの課題は何ですか? |
答えを詳しく聞き出す追加質問
相手の答えが短いときは、同じ内容を別の言い方で聞くのではなく、具体的な場面や理由を尋ねます。
- それは、たとえばどのような場面ですか?
- なぜ、その方法が大切なのですか?
- いつごろから、その工夫を始めましたか?
- 誰が、どのように作業しますか?
- 以前はどのようにしていましたか?
- そのとき、どのような気持ちでしたか?
- 数字や回数で表すことはできますか?
- 私たちが実際に見ることはできますか?
たとえば「仕事で工夫していることは何ですか?」と聞いて「道具を大切にしています」と答えられた場合は、「どのように手入れをしていますか?」「手入れをしないとどうなりますか?」と続けると、具体的な内容を聞きやすくなります。
インタビューの質問を作る手順
- 研究で知りたいことを一つ決める。「昔の町の様子を知りたい」「職人の工夫を知りたい」など、質問の目的をはっきりさせます。
- 知りたいことを小さな項目に分ける。「きっかけ」「仕事内容」「工夫」「苦労」「変化」などに分けると、質問を作りやすくなります。
- 各項目について1〜2問ずつ作る。質問が多すぎると相手の負担になるため、重要な質問を優先します。
- 「はい」「いいえ」だけで終わらない形に直す。「大変ですか?」ではなく、「どのようなときに大変ですか?」と尋ねます。
- 質問の順番を整える。最初は答えやすい質問にし、その後で工夫や苦労など詳しく聞きたい内容に進みます。
- 自分で声に出して確認する。長すぎる質問や意味が分かりにくい表現を、短く直します。
質問の順番は「基本・理由・具体例」にする
インタビューでは、いきなり難しい質問をするより、基本的な内容から始めると会話が進みやすくなります。
- 基本を聞く:「どのような仕事をしていますか?」
- 理由を聞く:「その仕事を始めたきっかけは何ですか?」
- 具体例を聞く:「仕事の中で、特に難しかった出来事を教えてください」
- 考えを聞く:「この仕事の魅力は何だと思いますか?」
この順番にすると、相手が話しやすく、研究に使える具体的な話も聞きやすくなります。
インタビュー前に確認すること
インタビューを申し込むときは、自由研究で使うこと、聞きたい内容、必要な時間を先に伝えます。相手の都合を聞き、無理のない日時を選びましょう。
- 質問する相手に、自由研究のテーマを伝える
- インタビューにかかる時間を伝える
- 録音や写真撮影をしてよいか、事前に確認する
- 名前や勤務先を研究に書いてよいか確認する
- 答えたくない質問には答えなくてもよいと伝える
- 質問を紙に書いて、当日に持っていく
録音や撮影は、相手の許可を取ってから行います。許可がない場合は、ノートに要点を記録しましょう。
インタビュー後のまとめ方
聞いた内容は、質問と答えをそのまま並べるだけでなく、自分の研究テーマに関係する発見や考察を加えると、自由研究としてまとめやすくなります。
- インタビューをした日時、場所、相手の立場を書く。
- 聞いた内容を質問ごとに整理する。
- 重要な発言を短く引用する。
- 複数の答えに共通していたことや、意外だったことをまとめる。
- インタビューをして分かったことと、自分の考えを分けて書く。
- 写真や図を使う場合は、撮影や掲載の許可を確認する。
「インタビューで分かった事実」と「そこから自分が考えたこと」を分けると、調べた内容が伝わりやすくなります。
質問を作るときのポイント
自由研究のインタビュー質問は、研究テーマに関係するものを5〜10問程度選び、理由や具体例まで聞ける形にするのがポイントです。最後に「ほかに伝えたいことはありますか?」と聞くと、用意した質問にはなかった話を聞けることもあります。







