小学生の自由研究で天気を観察する方法は?

小学生の自由研究で天気を観察する方法は?

小学生の自由研究で天気を観察するなら、毎日同じ時刻に空の様子や気温、降水量などを記録し、最後に変化を表やグラフにまとめます。観察する時刻と項目をそろえることが、分かりやすい研究にするポイントです。

天気の観察で調べること

まずは、次の項目から無理なく選びます。天気や気温だけでも自由研究になりますが、雲や風の様子を加えると、天気の変化を詳しく比べられます。

観察する項目 記録する内容
天気 晴れ、くもり、雨など
気温 温度計で測った気温
雲 雲の量、形、高さ、動き
風 風の強さや向き
雨 雨が降った時間や量
体感 暑い、涼しい、じめじめするなど

気温を測る場合は、温度計を直射日光の当たらない場所に置きます。地面の近くや室内では条件が変わるため、毎日できるだけ同じ場所で測りましょう。

天気を観察する方法

観察期間を決め、同じ時刻に同じ場所で記録します。期間は1週間から2週間程度にすると、晴れの日と雨の日などを比べやすくなります。

  1. 観察する期間と時刻を決める。例として、毎日午前8時に観察する。
  2. 観察する場所を決める。空が見えやすく、安全に観察できる場所を選ぶ。
  3. 天気、気温、雲、風などを観察する。
  4. 見たことや測った数値を、その場で観察記録に書く。
  5. 観察が終わったら、気温の変化や天気の日数を表やグラフにまとめる。
  6. 「分かったこと」と「なぜそうなったと思うか」を書く。

雨の日に外へ出るときは、道路や水たまりの近くで無理をしないでください。雷が鳴っているときは外で観察せず、安全な場所から確認します。

観察記録の書き方

次のような表をノートや模造紙に作ると、毎日の違いを比べやすくなります。

日にち 時刻 天気 気温 雲の様子 風 気づいたこと
1日目 午前8時 晴れ 記録する 少ない 弱い 日なたは明るい
2日目 午前8時 くもり 記録する 空全体に広がる 記録する 前日より涼しい

天気の表し方は、最初にルールを決めておくと記録がぶれません。たとえば、空の半分より多く雲がある日は「くもり」とするなど、自分の基準を研究ノートに書いておきます。

観察結果をグラフにする

気温を記録した場合は、横軸を日にち、縦軸を気温にした折れ線グラフにすると、気温の上がり下がりが分かります。天気の日数を比べるときは、晴れ、くもり、雨の回数を棒グラフにすると見やすくなります。

グラフには、次の内容を忘れずに書きます。

  • グラフの題名
  • 観察した期間
  • 横軸と縦軸の項目
  • 気温の単位などの単位
  • 天気を判断した基準

気温が高い日と晴れの日が同じとは限りません。観察した結果をそのまま比べ、「晴れの日は気温が高かった」「雨の日は雲が多かった」のように、実際に分かったことを書きます。

自由研究のまとめ方

自由研究は、次の順番でまとめると読み手に内容が伝わります。

  1. 題名を書く。「1週間の天気と気温の変化」などにする。
  2. 調べようと思った理由を書く。「天気によって気温は変わるのか疑問に思った」などとする。
  3. 予想を書く。観察する前に考えたことを記録する。
  4. 観察方法を書く。期間、時刻、場所、使った道具を示す。
  5. 観察結果を表やグラフで示す。
  6. 分かったことを書く。予想と同じだったか、違ったかも書く。
  7. 感想や次に調べたいことを書く。

たとえば、「雨の日は気温が低いと思っていたが、観察した期間では、雨の日でも前日より気温が高い日があった」と書けば、観察結果にもとづいた考察になります。

さらに詳しく調べるアイデア

基本の天気観察に慣れたら、次のようなテーマに発展させられます。

  • 朝・昼・夕方で気温はどのくらい変わるか
  • 雲の量と気温に関係はあるか
  • 風が強い日は気温や雲の動きがどうなるか
  • 天気予報と実際の天気は同じだったか
  • 日なたと日かげで気温はどのくらい違うか
  • 雨が降る前に、雲や風に変化があったか

ただし、観察する条件を変える場合は、何時にどこで測ったかをそれぞれ書きます。日なたと日かげを比べるなら、同じ時刻に測るなど、比べる条件をそろえることが大切です。

小学生の天気観察で大切なこと

天気の自由研究では、長期間たくさん調べることよりも、同じ方法で正確に記録することが大切です。観察できなかった日は空欄にせず、「観察できなかった」と書くと、記録が正しくなります。

最初に「いつ・どこで・何を・どのように測るか」を決め、毎日の記録を表にしましょう。最後にグラフと自分の考えを加えれば、天気の変化を自分で調べた自由研究に仕上がります。